弁護士コラム

2009/07

失明の危機?

原田 雅紀

今年の3月中旬,左目の視界がぼやけ,一部が欠けるようになりました。
花粉症の私は,「目をこすりすぎたかな?花粉症の時期が終われば,そのうち治るだろう。」と考え,しばらく放っておきました。

ところが,次第に症状は悪化し,車の運転にも支障が生じてきました。

そこで,4月1日,仕事の合間に,事務所の近くにある眼科に行きました。
ひととおりの検査を終えた後,医師から,こう告げられました。
「網膜剥離です。」
網膜剥離=失明の危機。サッカー漫画「キャプテン翼」に登場する「ロベルト本郷」が現役選手の引退を決めた病気です。
しかも,私が網膜剥離になったのは,3月の横弁FC(横浜弁護士会のサッカー部)での練習試合中に,ボールが左目に当たってしまったこと(しかも2回も)が原因でした。
医師は,続けて言いました。
「大きな病院を紹介するので,今日にも入院して手術してきなさい。1週間から10日は入院することになるでしょう。」「仕事と目,どっちが大切ですか?」
さすがに「仕事です。」とは言えません。
その結果,阿部弁護士が副会長に就任した日に,私は入院しました。

翌2日には手術をして,その後2回もの硝子体注射(なんと眼球に注射するのです。これが非常に痛い。)やレーザー手術を経て,退院しました。視力が落ち,鮮明さに難がありますが,失明の危機は回避することができました。
結局,入院期間は2週間。依頼者の皆様や関係者の方々には大変なご迷惑をおかけしました。

現在,サッカーやフットサルは控えていますが,「ロベルト本郷」のように現役引退するつもりはありません。
今年の法曹サッカー全国大会は11月28,29日に滋賀県で開催されます。
横弁FCは2チームに分かれて参加するのですが,今年の目標は,横弁FCの2チームで決勝戦を行った上での「2連覇」です(上の写真は昨年優勝したときの横弁FCです。)。

皆様,応援してください。

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