2022/3
意識することの重要性
芦原 康貴
先日、3月の3連休に、当事務所の前田弁護士、福下弁護士、福下弁護士の知人らとともに、金沢八景から釣り船に乗りこみ、アジを釣りに行きました。
2020年9月にアジ釣りに関するコラムを投稿した際には、アジをたくさん釣り上げることができて大勝利な結果でしたと書きました。しかし、その後アジを釣りに船で海に2回出ましたが、全く釣れず(4時間で2~3匹程度)、スランプに陥っていました…。
一緒に釣りに行くと毎回10匹近く釣り上げる福下弁護士より、今回の釣りに行く前に、全く釣れなくなってしまったのは、タナの取り方に原因があるのではないかというアドバイスを受け、今回はタナの取り方に細心の注意を払ってたくさんアジを釣ろうと意気込んで当日を迎えました。
ちなみに、タナとは魚のいる場所・位置、すなわち、今回の場合アジが海中を泳いでいる場所・位置(海面から〇〇m下付近の部分)のことをいいます。このタナを間違えてしまうと、そもそも狙っている魚がいない(少ない)場所・位置で釣りをすることになるため、たくさん釣ることは非常に難しくなります。
タナの取り方については、釣り当日に船に乗りこんだ後、インストラクターの方から釣り方のレクチャーを受けることができるため、そこで具体的なタナの取り方を教えていただきました。今回は、「オモリが海底に着いてから、リールを2巻半~3巻程度」の場所・位置という説明がありましたので、今回は集中力を切らさずに説明通りの釣りを遂行すると決め、海に出ました(過去2回は、全く釣れず途中で心が折れてしまい遂行できず…)。
船で30分ほど沖に出ていき、ようやく釣りをするスポットに到着し、釣りを開始しました。
前田弁護士や福下弁護士含め、周りは次々と針にエサを付け、釣りを開始する中、私は再度インストラクターの方の説明を思い出して、深呼吸してから、ゆっくりと釣りを始めました。
エサを海中へ投入し、エサがオモリとともに海底へと沈んでいき海底にトンっとオモリが着いたことを感じ取れたところから、リールを2巻半~3巻程度巻き上げるという動作を2回ほど繰り返したところで(釣りを開始してから約5分後)、グッという当たりがありました。
開始早々に1匹目のアジを釣り上げることができ、心の中でやったー!と叫びました(笑)。
過去2回の釣りが嘘のように、幸先のよいスタートを切り、その後も5匹ほど立て続けにアジを釣り上げることができ、今回は、インストラクターの方の説明を遂行しきれば、たくさんアジを釣ることができると確信しました。
その後、釣りを開始してから1時間が経過した頃に、オモリが海底に着きリールを2巻半程度巻き上げた瞬間、つり竿の先がガクッと下にさがるほどの強い当たりがありました。それまでの当たりとは異なる重量感を感じながらリールを巻き、今回の釣りで一番大きいアジを釣り上げることができました。
そのアジがこちらになります!
全く大きさが伝わりませんね(笑)
かなり大きなアジでしたので、コラムのために写真を撮らなければ!と思い撮影しましたが、比較するものが写っていないという致命的なミスをしてしまい、大きさが伝わらずとても残念です。
その後、釣れない時間帯もありましたが、最後までインストラクターの方の説明通りに釣りを遂行したところ、最終的にアジを12匹釣ることができ、ようやくスランプを抜け出すことができました。
そして、4名分の釣果は次のような結果でした。
アジの他にイシモチという魚(写真左側の魚)も10匹ほど釣れ、アジもたくさん釣れましたので、大満足の結果となりました。
今回の釣りで、最後までタナを意識した釣りを遂行できるかどうかが釣果を左右することを改めて認識することができたのは大きな収穫でしたので、今後の釣りに活かしていきたいと思います。
釣りの後は、イシモチのアクアパッツァやアジのなめろうを美味しくいただきました。