弁護士コラム

2023/03

月島のもんじゃ

福下 博詞

吹く風も心地よい暖かな季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
外出や散歩をするのが気持ちいい季節となりましたので、先日、東京・月島まで出かけてきました。

月島と言えば、なんといってももんじゃ焼きが有名な地域ですよね。
もんじゃ焼きは主に関東地方で食べられている料理らしく、関西出身の両親の元に生まれ育った私は、これまでもんじゃ焼きをほとんど食べたことがありませんでした。
なぜ今回月島に行くことにしたのかというと、最近読んだ漫画の中に、主人公たちが月島のもんじゃストリートのお店でもんじゃ焼きを食べるシーンがあり、私も猛烈にもんじゃ焼きが食べたくなったからです(単純過ぎる理由ですみません。)。

さて、月島のもんじゃストリートには、その名のとおり、多くのもんじゃ焼き店があり、どのお店に入ればいいのか迷ってしまいました。
私は、その日、なんとなく海鮮が食べたい気分でしたので、数多くあるお店の中から、築地豊洲魚がし直営といういかにも海鮮が美味しそうなお店に入ってみることにしました。
有名店らしく、お店の前には長い行列ができており、30分程待って入店することができました。

最初に頼んだのは、いかの丸焼き肝バターです。
豊洲市場直送のいかを肝ごと鉄板で焼き上げ、バターを纏わせて仕上げる一品なのですが、これが期待していた以上に美味でした。

濃厚な肝がぷりぷりいかの身に絡み、お酒によく合います。

見てください、このひと目でわかる新鮮さ。
食べるのに夢中で、焼き上がり後の写真を取り忘れてしまいました…(笑)

続いて待望のもんじゃ焼きです。
今回はお店で人気No.1という明太子もちもんじゃを注文しました。
初心者なのでちゃんと焼けるのか不安だったのですが、お店の方が焼いてくれました。

最初に明太子とお餅を火力の弱い鉄板の端の部分で焼いて、火力の強い真ん中の部分でキャベツを炒めていきます。
ヘラを上手に使って、カッカッカッ、トントントンとキャベツを切りながら、リズム良く炒めているのを見ているだけでも、ワクワクした楽しい気分になります。
キャベツがしんなりしてきたら、丸く土手を作り、そこにジュ―っと出汁を流し入れ、明太子とお餅も出汁の中に入れて、混ぜ合わせながら仕上げていきます。
今回はお店おすすめのチーズをトッピングで注文したので、チーズを最後に投入します。
出汁のいい匂いが立ち込めてきて、たまりません。
出来上がりを待っている時間もとても贅沢ですね。

一応、本コラム用に記念撮影しておきました。
いかにも観光客っぽい感じですね…(苦笑)

出来上がったら、ハガシ(小さなヘラ)で鉄板に押し付けて、少しずつ食べていきます。

お店こだわりのクリーミーな出汁が明太子の美味しさとよく調和しており、非常に美味しかったです。
美味しくて、最後までハガシが止まりませんでした。

ちなみに、お店の方によると、実際に生クリームを魚介ベースの出汁に混ぜ込んでいるようです。
これが出汁のクリーミーさの秘訣なんでしょうね。明太子やチーズと相性抜群でした。

念願のもんじゃ焼きを食べられて、いい気分転換となりました。
月島は下町っぽい雰囲気もあって、素敵ですね。

もし本コラムをご覧になってもんじゃ焼きが食べたくなったら、本場の月島まで足を運ばれることをお勧め致します。

この弁護士のコラム一覧