弁護士コラム

2023/4

不惑

室之園 大介

 私事ですが、今月、40歳になりました。人生の節目の一つということで、親しくさせていただいているある高名な(?)占い師の先生が占ってくださいました。びっくりするほどたくさん占っていただきましたが、せっかくなので、今回はその一部をご紹介したいと思います。

まずは人柄・性格。

「本物志向で職人的、また現実的かつ論理的な思考の持ち主で、地に足を着けて生きていく堅実な働き者。」
「何事も自分の人生においてプラスになるか否かを冷静な目で判断する。」
「常にきちんとした分別を持ち、誠実な人間関係を築いていくので、周囲からの信頼は抜群。」

いかがでしょうか?
まさに私そのもの!…と言いたいところですが、相当ハードルが高いです。
まだまだ努力が必要ですね。

次に、仕事運。

「一度目標が決まるとたぐいまれな集中力と粘り強さを発揮。」
「名誉運に恵まれ、組織の中で粘り強さが必要とされる税理士、公務員、司法関係、教師、官僚に適正あり。」

「司法関係」!
弁護士という職業を選んだのも、あながち間違いではなかったのかもしれません(正直、本当に安心しました。)。

次は、対人関係。

「人と和して協調していくのが、さほど苦ではない。」
「最初は苦手意識があったとしても初対面の人とも話し合っていくうちに徐々に仲良くなり、昔からの友人のように付き合える。」

これは、確かにそうかもしれません。
人と協調するのはさほど苦ではありませんし(「得意」ではなく「さほど苦ではない」というのが気になるところですが)、初対面の人でも、相手によっては昔からの友人のように話すこともできます(基本的に、人見知りとは無縁です。)。

最後に、晩年について。

「晩年に至っても夢とロマンに包まれた日々。年寄り特有の寂しさ悲しさとは無縁。」
「若い人達との交流にも違和感がなく、また体力も気力も充実していて若者達の動きにもついていける。」

このような晩年を過ごせたら本当に素敵ですね。
ぜひ現実のものとしたいです。

 他にもたくさん占っていただきましたが、とても全部はご紹介できないので(内容的にも)、ほんの一部をご紹介しました。
これまで占ってもらったことがなかったので、非常に興味深く、占い師の先生に感謝です。

 さて、振り返ってみると、30歳で弁護士になり、それからは無我夢中で、この10年は戴月被星の日々を過ごしてきました。その中で、たくさんの方々と出会い、いろんな経験をして、本当に多くのことを学ぶ機会を与えられました。

 40代は、30代で得たものを翼として、為虎傳翼となるように、そして、占っていただいた未来を実現できるように、より一層心を燃やして進んでいきたいと思います。

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