弁護士コラム

2024/5

山登り・その1

浦田 修志

 今回は趣味のお話を。渓流ルアーフィッシングが趣味であることは前に書いたとおりで、シーズン中は月に何回も中央高速を往復して山梨県内の渓流に通っています。その渓流の1つで山梨市に徳和川という川があります。川に降りる途中の林道に乾徳山の登山口があり、いつか登ってみたいと思っていました。2000mに満たない山をたまに日帰りで登りますが、先日の週末に思い立って乾徳山にソロで登ってきました。乾徳山の標高はちょうど2031m。武田信玄の菩提寺である恵林寺の山号になっている山です。

乾徳山は変化に富んだ山で人気があり、ふもとの駐車場には朝7時に着きましたが、すでに満車に近い状態でした。ただ、最寄り駅からのバスが到着する時間にはまだ間があるため、山道は混雑することなく、快適に登山ができました。登山口から樹林帯をひたすら登ると、国師ヶ原という草原地帯に出ます。新緑の中を気持ちよく歩き、再び斜面にとりつくと、背後の展望が開けて富士山がよく見えるようになります。その後は、徐々に岩場が増えていき、最後は岩稜帯をよじ登ることになります。山頂前の岩場は結構なスリルがあり、写真を撮る余裕もないような箇所もありましたが、乾徳山名物の山頂直下の鳳岩は、迂回路を使わず、鎖を頼りに無事に登り、山頂の絶景を味わってきました。

 休憩を入れて歩行時間は6時間、登山口からの標高差は1000m少々ありますので、なかなかシンドイですが、幸い天気も良く、湿度も低かったため、富士山や南アルプスがよく見えて、とても快適な山行でした。
シーズン中はどうしても釣り優先なのですが、山登りも徐々にステップアップしたいと思っており、山小屋に泊まって南アルプスや八ヶ岳に登ってみたいし、テント泊にも挑戦したいと思っています。その節は、「山登り・その2」をコラムに載せたいと思います。

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