2026/1
裁判をオンラインで提起できるようになります
室之園 大介
インターネットが世の中に普及して久しく、様々なサービス・手続のIT化・デジタル化が日々進んでいますが、裁判の世界もここ数年で大きくデジタル化が進んでいます。
具体的には、2023年頃から、裁判(民事訴訟)で提出する書類の一部をオンラインで提出できるようになったり、裁判の手続の一部がWeb会議で行われるようになったりしました。裁判で書類を提出する際、以前はFAX(又は郵送)で提出していたのですが、一部の書類については、オンラインでも提出できるようになりました(ただし、現在でもFAXで提出されることがほとんどです。)。また、Web会議に関しては、これまでは毎回裁判所に行って出席していたのが、裁判所に行かずに事務所で出席できるようになり、弁護士の業務的には非常に大きな変化でした。
そして、今年は、オンラインで裁判(民事訴訟)を提起できるようになります。これまでは、民事訴訟を提起する場合、紙で作成した「訴状」を裁判所に提出して提起していて、オンラインで訴状を提出することはできませんでした。それが、令和8年5月21日からは,オンラインで訴状を提出できるようになります(弁護士に関しては、オンラインでの提出が義務付けられ、紙での提出はできなくなります。)。