弁護士コラム

2020/04

大食い弁護士への道~第1歩~

福下 博詞

弁護士になってあっという間に1年が過ぎました。
多種多様な事件を先輩弁護士と一緒に経験させていただいたことで,少しずつ出来ることが増えてきました。
他方で,自分の力不足を思い知らされることも何度かありました。
先輩弁護士からは,「弁護士になっても毎日勉強だよ。」と言われていましたが,まさにその言葉を痛感している今日この頃です。

そんな中,「自分の武器ってなんだろう。」と自問自答してみました。

一つ見つかりました。
入所以来,間違いなくこの分野では事務所で一番だと胸を張って言えるものが。

それは・・・「大食い」です。
日々のランチで大盛りを注文することを繰り返してきた結果,最近では,事務所の近くのフランス料理店では,何も言わなくても,大盛りが出てくるようになりました。

そんな私は,大食い弁護士道を極めるべく,大盛りで有名なお店を一つずつ制覇していくことを決意しました。
本日は,その記念すべき第1歩をご報告させていただこうと思います。

今回訪れたのは,事務所からほど近い大盛りカツカレーで有名なカレー屋さんです。

このお店は,カレーのサイズをS,M,Lから選べるのですが,Sサイズですら通常のカレー屋さんの大盛りぐらいの量があります。

とはいえ,大食い弁護士道を極めようとする者,SサイズやMサイズの注文などという逃げの選択が許されるはずもありません。
私は当然のようにLサイズを注文しました。

5分程待つと,カツカレーがテーブルに運ばれてきました。

で,でかい…。

思った以上に量が多く,一瞬決意が揺らぎかけます。

しかし,一度自分が決めた道,引き下がるわけにはいきません。
スプーンを手に取り,一口ずつ着実に口に運んでいきます。

気になる味の方ですが,ほどよくスパイスが効いていて非常に美味しいです。
そのため,序盤は自然とスプーンが進みます。

「これは意外と楽勝なんじゃないか。」
と思ったのも束の間,半分ぐらい食べ進んだところで満腹中枢が働き始めます。
最初はあれだけ美味しかったカレーも,だんだん味わう余裕がなくなります。

その後は,食べても,食べても,一向に量が減っている気がしませんが,一度でもスプーンを置いてしまうと,そこでジ・エンドです。
リズムよく食べ続けることが大食いのコツです。

スプーンを置きたくなる気持ちを抑え込み,胃からこみ上げてくるカレーも抑え込み,ひたすら食べ続けます。

トンカツや福神漬けを合間に挟みつつ(本来トンカツは合間に挟むものではないと思いますが),食べ続けること約15分,なんとか完食することができました。

胃がはちきれんばかりに膨らみ,Yシャツのボタンもはじけ飛びそうです。

今回は苦戦しつつもなんとか完食することができました。

とはいえ,まだまだ道は始まったばかり。
修行は続きます。
次はどのお店にしようか・・・。

皆様も,大盛りで,かつ,美味しいお店をご存じでしたら,ぜひ私に情報をお寄せください。

日本一の高さを誇る富士山のごとく蕎麦を盛る「富士山盛り」に続く…

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