2020/12
大食い弁護士への道~第2歩~
福下 博詞
年の瀬となり,今年も残すところあと僅かとなりました。
皆様にとって今年はどのような一年でしたでしょうか。
私はというと,仕事面では初めての裁判員裁判を担当したり,その他にも大型の訴訟を担当することになったりと,充実した一年となりましたが,私生活では11月のサッカーの試合で足首の靭帯を断裂し,大変に痛い思いをした一年となりました。
来年は,今年以上に仕事面を充実させ,私生活においても怪我をすること無く楽しい一年にしたいと思います。
さて,前回のコラムにおいて,大食い弁護士道を極めるという決意表明をさせていただいた私ですが,早くも第2弾がやってまいりました。
今回訪れたのは,事務所から徒歩10分程の位置にあるお蕎麦屋さんです。
足首の靭帯を断裂中のため,松葉杖をついて今回の決戦の地(お店)に向かいます。まるで負傷兵です。
今回訪ねたお店は,日本一の高さを誇る富士山のごとく蕎麦を盛る「富士山盛り」が有名なお店です。
その重量はなんと1kg。
もちろん富士山盛り以外にも普通盛り(320g),大盛り(550g)といった通常のサイズの用意もありますが,大食い弁護士道を極めようとする者,選択できるのは富士山盛り以外にはありません。
「つけ天」の富士山盛りを注文すること,約5分。
テーブルに運ばれてきました。
見てください,この盛り方。
以前の私だったらたじろいだことでしょう。
しかし,前回カツカレーを経験している私は動じません。
経験こそが人を強くするのです。
実は,私,某所に掲載したコラムで,「今年こそは富士山登山!」というようなことを書いたのですが,今年はコロナ禍で富士山が閉山となり,断念せざるを得ませんでした。
ということで,今年の目標を達成すべく富士山登頂を目指して食べ進めます。
薬味のネギとわさびを少量つけて口に含むと豊かな蕎麦の香りが広がります。
どうしても量に目が行きがちですが,味も期待以上に美味しいものでした。
(今回戦場カメラマンとして同行してもらった芦原弁護士もカレー南蛮の大盛りをペロリと平らげておりました。)
箸休めに天ぷらもいただきます。
海老天,オクラ天など5品ほどついていましたが,個人的にはゴボウ天が気に入りました。
とはいえ,総重量1kgの富士山盛り,食べても食べてもなかなか減りません。
しかしながら,前回のコラムでも書いたとおり,大食いのコツは,とにかくリズムよく食べ続けること。
一度でも箸を置いたら,おしまいです。お,し,ま,い,DEATH!
流石に終盤は若干苦しくなりましたが,最後まで美味しくいただくことができました。
登頂タイムは13分46秒。
前回のカツカレーと比べれば,多少の余裕を持ってのフィニッシュとなりました。
これも今年の成長の現れでしょうか。
お陰さまで年越し蕎麦まで頂いた気分を味わうことができました。
来年も皆様に元気な姿をお見せできるよう,この年末年始もたくさん食べる予定です。
(もちろん,本業の弁護士としての研鑽も怠りませんので,ご安心ください。)
それでは皆様,良いお年をお過ごしください。
来年もよろしくお願い致します。
次回に続く…